当時カンツォーネが流行り、この歌もよく聞きました。


 Una lacrima sul viso  Bobbly Solo 1964 

 1

Da una lacrima sul viso

 君の頬の一粒の涙から

 ho capito molte cose

 僕は多くのことが分かった

 dopo tanti, tanti mesi ora so

 何か月もたった今知った

 cosa sono per te.

  僕が君にとってどんなものなのか

Uno sguardo ed un sorriso

 君の一瞥、微笑み一つが

 m'han svelato il tuo segreto,

 僕に君の秘密を明かしてくれた

 che sei stata innamorata di me

 君がずっと僕を愛していて

 ed ancora lo sei.

 今でもそうなのを

Non ho mai capito,

僕は少しも分からなかった

 non sapevo che,

 知らなかった

 che tu, che tu,

 君は、君は

 tu mi amavi ma,

 僕を愛していたのに

 come me,

 僕と同じように

 non trovavi mai

 少しも見つけられなかった

 il coraggio di dirlo ma poi...

  それを言う勇気を、でもやっと

Quella lacrima sul viso

 君の頬にかかるその涙は

 è un miracolo d'amore

 恋の奇跡だ

 che si avvera in questo istante per me

 奇跡はこの瞬間僕に実現した

 che non amo che te.

 もう僕は君しか愛せない

3  

Non ho mai capito,…

Quella lacrima sul viso…

Bobby Solo 略歴 

ローマの生まれ。エルヴィス・プレスリーのファンであり、リコルディ・レコードと契約して1963年に「Blu é blu ブルー・オン・ブルー」をカバーしてデビューを果たし、新人の登竜門であった第1回「フェスティバルへの脚光」に優勝した。1964年のサンレモ音楽祭に出場、実の姉妹に捧げて自ら作曲した「Una lacrima sul viso ほほにかかる涙」を歌って入賞し、この曲はイタリアで初のミリオンセラーを記録している。このときのパートナーはフランキー・レインであった。1965年には「Se piangi, se ridi 君に涙とほほえみを」、1969年には「Zingara 涙のさだめ」でサンレモ音楽祭2度の優勝を飾り一時代を築いた。1980年代には、ロザンナ・フラテッロ、リトル・トニーとともにRo.Bo.T.というユニットで活動している。また、1985年には日本信販のCMにもソロの曲が使用された経緯がある。[Wikipedia]